Excelの関数を使う際、文字列の一部として” を表示したい場合や、IF関数で”を出力したい場合があります。しかし、普通に”を使うとエラーが出て思い通りにいきません。
そこで、本記事では、Excelで関数の引数に「”」を正しく入れる方法を詳しく解説します。
Excelで「”」をそのまま入力するとどうなる?
通常、Excelでは「”」(ダブルクオーテーション)は文字列を囲むための記号として使われます。
例えば、以下のような数式を入力すると、エラーが発生します。
="今日の天気は "晴れ" です"
上記の例では、「”晴れ”」の部分を、文字列を正しく囲んでいないと認識するため、式が無効になります。
Excelは、「”今日の天気は “ + 晴れ + ” です”」晴れに””がついていないと認識します。
関数で「”」を扱う方法2選
文字列として「”」を表示する(”” を使う)
Excelでは、ダブルクオーテーションを文字列として使う場合、””(二重)にするのが基本ルールです。
例:セル内で ” を表示する
="今日の天気は ""晴れ"" です" 出力結果:今日の天気は "晴れ" です
"" を使うと、Excelはこれを 1つの「”」として認識 します。
Char(34)を使用する
Excelでは、CHAR(34) を使うことで、ダブルクォーテーション(”)を簡単に文字列に含めることができます。CHAR(34) は ASCII コードの 34 に対応しており、これを使うと二重クォーテーションの入力がより直感的にできます。
例:CHAR(34) を使って「”晴れ”」を表示する
="今日の天気は " & CHAR(34) & "晴れ" & CHAR(34) & " です"出力結果:今日の天気は “晴れ” です
この方法を使うと、ダブルクォーテーションを何個も入力するよりも見やすいため、関数の中で使う際に便利です。また、CHAR(34) は他の関数と組み合わせることも可能です。
このように、CHAR(34) を使うことで、可読性を保ちながら確実にダブルクォーテーションを文字列に含めることができます。
関数で「”」の使用例
CONCATENATE関数や「&」を使う場合
文字列を結合する際に CONCATENATE 関数や & を使うこともできます。
例:CONCATENATE関数で「”」を含む文字列を作成
=CONCATENATE("Excelでの "" の使い方")
=CONCATENATE("Excelでの ", CHAR(34) ," の使い方")出力結果:Excelでの " の使い方
例:「&」を使って「”」を含める
="Excelでは " & """" & " を二重にする必要があります。"="Excelでは " && " を二重にする必要があります。"CHAR(34)
出力結果:Excelでは " を二重にする必要があります。
"&""""&" の部分で、「”」を二重にして一つの「”」として扱う
IF関数を使う場合
IF関数を使う場合も、文字列の中で「”」を表示するには、二重の「””」を使います。
例:IF関数で「”合格”」と表示
=IF(A1>=60, """合格""", """不合格""")
=IF(A1>=60, CHAR(34) & "合格" & CHAR(34), CHAR(34) & "不合格" & CHAR(34))
出力結果(A1の値が60以上の場合):"合格"
"""合格""" のように "" を二重にしておくと、 "合格" と表示できます
SUBSTITUTE関数を使う場合
既存のデータに「”」を追加したい場合は、SUBSTITUTE 関数を使うと便利です。
例:「〇〇」を「”〇〇”」に変更
=SUBSTITUTE(A1, A1, """" & A1 & """")CHAR(34)
=SUBSTITUTE(A1, A1,& A1 &CHAR(34))
出力結果(A1が Excel の場合):"Excel"
"""" & A1 & """" で、文字列を「”」で囲むことができる。
まとめ
Excelで関数の引数に「”」(ダブルクオーテーション)を含める方法を整理すると、以下のようになります。
「”」を表示する基本ルール
- ダブルクオーテーションをそのまま入力するとエラーになる。
- 文字列として使う場合は「””」を二重にする。
- 例:
="今日は ""晴れ"" です"→ 出力:「今日は “晴れ” です」
Excelでは、「”」を含む文字列を関数で扱う際は「””」を二重にするルールを理解しておくことが重要」です。
ぜひ、この記事を参考にして試してみてください!









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