Excelでデータをグラフ化する際、特定のデータポイント(サンプル)だけを色を変えて強調したい場面があります。本記事では、「棒グラフ中の特定条件のデータだけを自動で色変更する」効率的な方法について詳しく解説します。
メインだけを知りたい方は、「データ数が多い場合:グラフ作成方法を工夫」を先に読んでください。
データ数が少ない場合:グラフ作成後に手動でテンプレート化
データ数が10個程度と少ない場合や、今後何度も同じパターンで使用する場合は、グラフ作成後に手動で色を変更する方法が便利です。

何度も同じ形式で使用する場合はテンプレート機能を使用しよう!
手順
- グラフを作成する
- 通常通り、Excelでグラフを作成する。
- データポイントを選択する
- 棒グラフのデータ部分をクリックする。※棒グラフの要素全てが選択される
- 色を変更したいデータポイントをクリックする。※棒グラフの1つの要素が選択される
- 色を変更する
- 右クリック → 「データ要素の書式設定」
- 「塗りつぶし」から変更したい色を選択する。
- テンプレートとして保存する(任意)
- 何度も使用する場合は、「グラフをテンプレートとして保存」しておくと便利。
全く同じ条件で再度グラフを作るときは、テンプレートから作成すれば自動的に色や枠を変えた状態で作成されます。
データ数が多い場合:グラフ作成方法を工夫
データが多い場合は、色を変えたいデータだけを別の行に分けて、新しいデータ系列として登録することで、一括で色を変更できるようにします。
例えば、以下のようなデータを作ります。
| 日付 | 売上 | 色変更値 |
|---|---|---|
| 1月 | 50 | |
| 2月 | 30 | |
| 3月 | 50 | 50 |
| 4月 | 60 | |
| 5月 | 120 | |
| 6月 | 50 | 50 |
| 7月 | 20 | |
| 8月 | 30 | |
| 9月 | 35 | 35 |
| 10月 | 20 | |
| 11月 | 20 | |
| 12月 | 50 | 50 |
このように、特定の値だけを「色変更値」列にコピーして、新しい系列としてグラフに追加することで、「色変更値」だけを別の色に変更することができます。

実際の手順
① データを準備する
- 元データを用意する
- 通常のデータ(売上など)を表に入力する
- 特定の値だけを別の列にコピーする
- 色を変えたい値だけを新しい列(例:「色変更値」列)に入力する
- それ以外のセルは「空白」にしておく
別の列にコピーする際に、関数を使用すると条件で色を変えることができます。
② グラフを作成する
- Excelのグラフ機能を開く
- データ範囲を選択(「色変更値」列を含める)
- 「挿入」タブ → 「グラフ」から適切なグラフを選択(折れ線グラフや棒グラフ)
- データ系列を確認する
- グラフが作成されると、「売上」と「特定値」の2つのデータ系列が表示される

③ グラフを重ねて色を変更する

- 「系列のオプション」の「系列の重なり」を100%にする
- グラフのデータバーを右クリック
- 「データ系列の書式設定」をクリック
- 「系列のオプション」が表示されるため「系列の重なり」を100%に設定する
- 「色変更値」系列を好みの色に変更
- 「色変更値」の線やバーをクリック
- 「書式」タブを開き、「塗りつぶし」や「線の色」を変更
応用:関数と組み合わせる
データが変わるたびにグラフに反映したい場合、関数を活用して、指定した条件の値の色を変更して表示する方法が便利です。例えば、「色変更値」列に以下の数式を設定すると、常に最大値や上位の値の色が変更されます
「売上」の中で最大値を強調したい場合
=IF(B2=MAX($B$2:$B$6), B2, "")
=IF(隣の売り上げセル=MAX(売上セルの範囲), 隣の売り上げセル, "")「売上」の中で上位3位までを強調したい場合
=IF(RANK.EQ(B2,$B$2:$B$13,0) <= 3,B2,"")
=IF(RANK.EQ(隣の売り上げセル,売上セルの範囲,0) <= 抽出条件, 隣の売り上げセル,"")まとめ
- 少量データの場合 → 手動で色を変更し、テンプレート化すると便利。
- 大量データの場合 → 「色変更値」列を作成し、新しいデータ系列として登録すると一括変更が可能。
- 関数を活用 → 最大値や特定条件のデータを自動抽出し、自動で色を変更
この方法を使えば、特定のデータを簡単に目立たせることができます。プレゼン資料やレポート作成にぜひ活用してみてください!









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