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検証!! 楽ちんでダメージが少ないガラス瓶の消毒方法はこれ!

アロマ
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この記事は約5分で読めます。

アロマや香水・オリーブオイルなどを小分けして使いたいときに瓶を買ったとき、消毒するべきか悩みませんか?
私たちは小分け瓶を販売しているので、よくお客様から「消毒すべきですか?」「どういう消毒方法を使えばいいですか?」と質問を頂きます。そこで、これを機会に、ちゃんと調べた上での私の持論を紹介したいと思います。

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まずは結論。

食中毒菌、特にノロウイルスに絞った条件でやった3つの消毒方法のなかでは、
大量の瓶(10本以上くらい)を消毒したいときは、ガラス部分は「圧力鍋で20分」でプラスチック部分は「沸騰した75度以上のお湯に1分」がおすすめ!
少量の瓶の場合は、「沸騰した75度以上のお湯に1分」がおすすめ!

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消毒する目的を考える

 ・ジャムなどを長期保管したから、菌もウイルスも減らしたい!
 ・食品を入れたいから、食中毒菌をできるだけ減らしたい!
 ・購入までにいろんな人が触っていて汚れてそうだから、きれいにしたい!

人によって目的が変わりそうですが、食品グレードであれば大半の要望は叶えられると思うので、「食品を保管したいから食中毒菌を減らしたい」という目的をもって考えてみます

この記事での「消毒」の定義

医薬系の研究所では、「滅菌」のオートクレーブしかしたことないので、中途半端な「殺菌・消毒・除菌・減菌」という言葉の意味を正直知らなかったのですが、デマの記事を書かないように、調べてみると意外と定義があいまいでした。興味のある方は、比較的分かりやすく説明されていた「日本石鹸洗剤工業会のHP」を読んでみてください。
要するに、「滅菌」はほぼ全ての菌やウイルスを除去する行為、その他の「殺菌・消毒・除菌・減菌」は少しでも菌やウイルスを減らす行為という定義だと私は解釈した。この記事では、分かりやすさ重視で、滅菌も含めて全て「消毒」と統一して書きたいと思います。

検討する消毒方法

一般の家庭でできる消毒方法の中で思い浮かんだものは以下の3つです。

 ・圧力鍋で高温高圧状態にする
 ・お湯に沈めるか、お湯をかける
 ・エタノール、次亜塩素酸ナトリウムをかける

この3つの方法を実践してみます。

1、圧力鍋で高温高圧状態にする

これが最も消毒効果は高いですが、その分設備や手間がかかりそうです。
よく研究所で見かける消毒専用の機械(オートクレーブ)があれば便利ですが(100万円越えです)、庶民の私には手が届かないので、自宅の電気圧力鍋を使います。
自宅にあったアイリスオーヤマの調理用電気圧力鍋を使用します。オートクレーブの基本設定が、20分なので、圧力鍋の設定も20分間にセットして消毒します。

2、お湯に沈めるか、お湯をかける。

よく聞く消毒方法で、やり方も比較的簡単だと思われます。
目的が食中毒菌を減らすことなので、どの程度で死滅するか厚労省の資料を確認しました。

「もし、食中毒菌がいたとしても殺菌することができます。めやすは、中心部の温度が75℃で1分間以上加熱することです。」
家庭でできる食中毒予防の6つのポイント |厚生労働省

厚労省曰く、食中毒菌は75度1分の煮沸で倒せるらしいので、75度のお湯に1分間つけこみます

3、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムをかける

コロナウイルスはエタノールで死滅しますが、食中毒菌はどの程度死滅するか厚労省の資料を確認しました。

「一般的な感染症対策として、消毒用エタノールや逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)が用いられることがありますが、ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウム※や亜塩素酸水や加熱による処理があります。」
ノロウイルスに関するQ&A |厚生労働省

厚労省曰く、食中毒の原因であるノロウイルスはエタノールでは死滅しないとのことなので、エタノールはやめて次亜塩素酸ナトリウムに30秒浸します

実践!

当店で人気の「スポイト式 ガラスボトル 5ml 遮光瓶」と「スプレー式 ガラスボトル 5ml 遮光瓶」をそれぞれ、1圧力鍋20分間、2、75度のお湯に1分間、3次亜塩素酸ナトリウム30秒、で消毒して、やりやすさと商品へのダメージの有無を確認します!

部品としては、スプレー式が3点、スポイト式が4点です。

1、圧力鍋で高温高圧状態にする


鍋に水を貼って、蒸し器の台をひっくり返して浮き上がる部品も全て沈めました。この状態で、圧力20分設定でスタートすると温度の上げ下げの時間も含めて1時間かかりました。

メリット:
一番面倒だと思っていた高温高圧処理ですが、実際にやってみるとこの電気圧力鍋があれば1時間待つだけで出来上がっていて、思っていたよりも簡単でした。今回は、スポイト1本、スプレー1本なので、他の方法でもできますが大量にやるときに手間が少ないのは圧倒的に圧力鍋です。

デメリット:
熱に弱い部品はダメージを受けていました。今回の検討では、スプレー式のプラスチックの蓋が圧力処理後には、形状は保っていましたがネバネバしており、表面が少し溶けた様子でした。

2、お湯に沈めるか、お湯をかける。


珈琲を入れるときに使っている温度計で80度くらいのお湯をつくって、コップの中に入れた部品に1分かけてかけ続けました。

メリット:
圧力鍋よりも条件がマイルドなため、部品へのダメージがなかったです。ナベやボウルを使えば一度に多くの消毒をすることはできそうでした。
デメリット:
ちゃんと75度以上を保てているかの管理が若干の面倒に感じました。今回は75度~80度を保つようにとやりましたが、沸騰したナベにそのまま入れるのもありかもしれません(その時の部品へのダメージは未知)。

3、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムをかける


何となくの比率で希釈したハイターに部品を入れて、竹串で30秒以上沈めました。

メリット:
ハイターを混ぜるだけなので沸騰させる待ち時間もなく、準備が最も簡単でした。さらに、部品へのダメージもなく、とにかく急いでやりたいときにありだと思いました。
デメリット:
準備は楽ですが、すすぎが結構大変でした。結構小さい瓶なので、ひっくり返しても振らないと中の水が出てこないため、1本ずつすすぎをするのは大量にはやりたくないなと思いました。

結論

今回は食中毒菌、特にノロウイルスに絞った条件で検証してみました。

その条件でやった3つの方法では、
大量の瓶(10本以上くらい)を消毒したいときは、ガラス部分は「圧力鍋で20分」でプラスチック部分は「沸騰した75度以上のお湯に1分」がおすすめ!
少量の瓶の場合は、「沸騰した75度以上のお湯に1分」がおすすめ!

色々調べた私の感想としては、直接口に入れないものは、消毒にこだわるよりも早く使い切って菌に増える時間を与えないことが大事!だと感じました。

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