JALのステータス制度である「LSP(Life Status Point)」を効率よく貯める方法として、有力なサービスの1つがJALモバイルです。
JALモバイルは、飛行機に乗らなくても毎月LSPを獲得できるサービスの一つです。そのため、「飛行機修行をしないでJALステータスを目指したい」という人にとって非常に魅力的なサービスになっています。
ただし、すでにIIJmioを契約している人にとっては、少し厄介な問題があります。
この記事では、すでにIIJmioを使っている人がJALモバイルでLSPを獲得するための戦略を整理して紹介します。
JALモバイルとは

JALモバイルは、航空会社のJALと格安SIMサービスのIIJmioが連携した通信サービスです。
最大の特徴は、スマホ回線を契約しているだけで毎月LSP(Life Status Point)を獲得できることです。
LSPは、JALが提供する長期ステータス制度のポイントで、一定数を貯めることでラウンジ利用などの特典が得られるようになります。
通常、LSPは飛行機の搭乗などで貯めるイメージが強いですが、JALモバイルを利用すると飛行機に乗らなくても毎月コツコツLSPを獲得できます。
なお、JALモバイルも含めた飛行機修行なしでLSPを貯める方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
IIJmioユーザーはJALモバイルに移行できない
ここで問題になるのが、すでにIIJmioを使っているユーザーです。
実は現時点では、IIJmioからJALモバイルへ直接移行することができません。
IIJmioの公式Q&Aにも、次のように記載されています。
「IIJmioで利用中の回線をBIC SIMやJALモバイルへ変更することはできますか? → 契約変更(乗り換え)はできません。」
つまり、
- IIJmio → JALモバイル
- IIJmio → BIC SIM
といった同系列サービスへの変更が不可になっています。
そのため、IIJmioユーザーがJALモバイルを使うには、少し工夫した戦略が必要になります。
IIJmioユーザーがJALモバイルを使う戦略
現在考えられる方法は、大きく分けて次の4つです。
- 他社に移行してから戻る
- 解約して新規契約する
- 追加回線として新規契約する
- 移行サービスが始まるまで待つ
それぞれメリットとデメリットがあるので、順番に解説していきます。
他社に移行して戻ってくる
最もシンプルなのが、一度他社にMNPしてからJALモバイルに戻る方法です。
つまり次のような流れです。
IIJmio → 他社SIM → JALモバイル
これなら現在の電話番号を維持したまま、最終的にJALモバイルへ移行することができます。ただし、この方法にはいくつか注意点があります。
まず、MNP事務手数料が発生する可能性がある点です。
多くの通信サービスでは、だいたい3,300円前後の事務手数料がかかることが多い印象です。
さらに、短期間で移行を繰り返すと規約違反やブラックリスト扱いになる可能性もあります。
そのため、この方法を使う場合は、1年程度は他社サービスを利用してからJALモバイルに戻るのが無難だと思います。
電話番号が変わらない。移行前後で月額料金はほぼ変わらないケースが多い
移行手続きが面倒!MNP事務手数料がかる。LSP獲得の機会損失
解約して、新規入会する
次にシンプルなのが、現在のIIJmioを解約してJALモバイルに新規契約する方法です。
これは非常に分かりやすい方法で、
IIJmio解約 → JALモバイル新規契約
という流れになります。
この方法のメリットは、手続きがシンプルなことです。MNPなどを考える必要がなく、普通に新規契約するだけです。ただし、大きなデメリットがあります。
それは電話番号が変わることです。電話番号が変わると、LINEや銀行口座などのサービスの再設定が必要になる場合があります。
手続き簡単!月額料金はほぼ変わらない
電話番号が変わる。電話番号を使う各種サービスの再登録が必要
追加で新規入会する
もう一つの方法が、現在の回線はそのままにJALモバイルを追加契約する方法です。
つまり、スマホ回線を2回線持つ形になります。もしeSIM対応スマートフォンを使っている場合は、この方法がかなり現実的です。
例えば、JALモバイルの2GBプランなら月440円で契約できます。毎月の出費は増えてしまいますが、データシェア機能を使えば既存回線とデータ容量を共有できます。
つまり、追加料金440円でLSPを毎月獲得でき、おまけとしてデータ容量が2GB増やせます。
手続きが簡単!データシェアで2GB増える。
少なくとも毎月440円の出費が増える
移行サービスが始まるまで待つ
最後は、何もせずに移行サービスが始まるのを待つ方法です。
現時点ではIIJmioからJALモバイルへの移行はできませんが、この状況はJAL側にとっても顧客獲得の機会損失になっています。そのため、将来的にはIIJmio から JALモバイルへの移行サービスが提供される可能性も十分あると思います。
ただし、この方法には当然ながらデメリットがあります。それはLSP獲得の機会損失です。JALモバイルでは毎月1LSPを獲得できます。もし移行サービス開始が1年遅れた場合、
1LSP × 12ヶ月 = 12LSP
の機会を逃すことになります。LSPを積極的に集めていない人であれば、この方法が一番ラクです。
手続き不要。現在の回線をそのまま使える
いつ対応されるか分からない。LSP獲得の機会損失が発生する
私の戦略
私は、「追加回線として新規契約する」かつ「移行サービスが始まるまで待つ」という戦略を選びました。理由はシンプルで、コストの比較です。
もしIIJmioから他社へMNPし、その後JALモバイルへ戻る場合、移行の事務手数料が発生します。一般的には1回あたり約3,300円かかることが多いです。
つまり、
- IIJmio → 他社:3,300円
- 他社 → JALモバイル:3,300円
合計で6,600円程度の費用がかかる計算になります。
一方、JALモバイルの最安プランである2GBプランは月440円です。つまり、440円 × 15カ月 = 6,600円となり、約15カ月分の料金と移行手数料とが同じ金額になります。
この計算から、「だったら追加回線として契約しておいた方がいい」と判断しました。
もし15カ月以内にIIJmioからJALモバイルへの移行サービスが開始された場合は、追加した回線を解約し、メイン回線をJALモバイルに移行すればOKです。
逆に、もし移行サービスが始まらなかった場合は、そのときに改めて考えればいいと思っています。そもそも、15か月後にはLSP制度自体が変わっている可能性もあります。
そういった意味でも、とりあえず新規契約して待機するという戦略に落ち着きました。
まとめ
JALモバイルは、飛行機に乗らなくても毎月LSPを獲得できる非常に貴重なサービスです。
しかし、すでにIIJmioを使っている人は直接移行できないという問題があります。
現在考えられる主な戦略は次の4つです。
- 他社にMNPしてから戻る
- IIJmioを解約して新規契約
- 追加回線として契約
- 移行サービス開始を待つ
電話番号を維持したい人は他社経由MNP、
手間を減らしたい人は追加回線契約が現実的な選択肢になると思います。
JALのLSP制度は長期戦なので、早く始めるほど有利になります。
自分のスマホ利用状況や手続きの手間を考えながら、最適なJALモバイル活用戦略を検討してみてください。










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